【巨エソ】フードプロセッサーのおかげで「美味しい釣果」へと早替り

釣った巨大エソ(Giant Lizardfish)がストリンガーのオレンジフロートを飲み込んだ カヤック挑航

北陸地方は、先週7月21日に梅雨明けし、その後は連日35度の猛暑続きです…

釣り好きの身とすれば、雨が降らず風が吹かず波が穏やかであれば(+釣れれば)、多少の猛々しい暑さくらいは、どうってことありません。

本日も、早朝から28度の暑さもなんのその、4時30分からカヤック釣りをスタート

すっかり真夏の海の様相となっており、早々に小さなコゾクラさんがヒットします。

今は20センチあるかないかで「リリース」ですが、もう少し成長して40センチのフクラギさんになれば、引きも料理も十分楽しめます♪

↓ 一昨年のこの時期に、「フクラギあと一歩」の強烈な引きを味わっています

 

コゾクラさんは、中層から表層付近速いジグの動きにどんどん食いついてきます。

わがカヤックは、コゾクラさんの猛追を避けながら、やや沖の深場へと向かい、底付近にルアーをゆっくり通します。

暑い夏によく釣れる「マゴチ」や、先月釣れた立派な「マダイ」を狙います。

すっかり日も昇り、暑さも本格化して、潮も緩んできたところで、ようやく何やら「ガツン」とヒット!

しつこく合わせを入れ、慎重にやりとりし、浮かんできたお姿を見ますれば、一瞬狙いどおりの「おっ、マゴチかぁ」と浮かれたところでしたが、写真のとおりの「巨エソ」さんでした…

でかマゴチと思わせた「巨エソ50センチ」
ストリンガーにかけていたら、貪欲にオレンジフロートを飲み込んでいました

釣果データ

釣れた日   2023年07月29日 06:25 中潮
魚種     エソ
サイズ    50.0cm
匹数     1匹
都道府県   石川県
エリア    金沢市近辺
ヒットルアー マキジグスロー(ピンクイワシ30グラム)

 

 

エソは、小骨が多くてお刺し身などでは食べづらく、釣り人には全く人気がないわけなのですが、実はとても美味しい白身であり、かまぼこなどの材料として重宝されています。

「これだけ巨大なら、そこそこすり身が取れるだろう」との期待を込めて、初めてエソを調理してみる決心がつきました。

かつて、わたくしの実家には「すり鉢」「すりこぎ」があり、まだ小さくて可愛らしい頃のわたくしは、この諸道具をお股の間に挟んで、イワシのつみれといった練り物を作っていた記憶があります。

「すり鉢」と「すりこぎ」

巨エソの小骨をゴリゴリと砕きながら、ひたすら「ねりねり」することをイメージして、実家へと向かいます。

実家にて、マゴチをさばくような感じで、巨エソをゴリゴリ3枚におろし、皮をひいて、ぶつ切りにします。

意外にもわが実家には、ハイカラな「電動フードプロセッサー」が棚の奥に潜んでおり、ボタンひとつで大量のすり身あっという間に出来上がりました。

鍋で煮て、ポン酢をかけていただきましたが、カルシウムもたっぷりで、旨味の凝縮した、これまで食べた練り物のなかで「一番」ではないかと思えるほどの美味しさでありました♪

「外道」の代表格で、釣り人にあまり人気のないエソさんも、このくらいの巨大サイズともなれば、身もたくさん取れるし、栄養たっぷりだし、とっても美味しいしで、「立派な釣果」となりうることがわかりました。

(おまけ)
そういえば、巨エソが釣れたすぐあとに、立派なマゴチさんもヒットいたしました。
ですが、タモ入れ時のタモ枠の寸前でフックが外れ、海底へと優雅に泳いでいってしまいました…
(今晩のお刺し身が…あいたたた…)

 

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