本日は、朝からどしゃ降りでしたが、夕方までには雨があがる予報です。
GWに釣りを満喫したいがために、雨降る日中は家族サービスにいそしみ、久しぶりの夕刻からのシーバス釣りに備えることとします。
精度抜群なことに15時に雨はやみ、そそくさと(逃げるように)釣り場へと向かいました♪
「大潮」である本日は好釣果が期待され、満潮が14時とのことだったので、15時には「下げ潮」に転じていると思われましたが、潮は止まったままでした。
波も風も穏やかな中、「潮止まり」で釣れるかどうか不安はありましたが、約半月ぶりにカヤックに乗れただけで、最高の気分でありました♪
まずはいつものごとく、「静ヘッド+ワーム」を20回ほど投じましたが、お魚の反応は一切ありません…
ここで、満を持して「ミノー」の登場です。
手持ちのミノーは、アマゾンで安く購入できたシンキングタイプの「ラパラ」。
ミノーと言えば、何もしなければ浮くタイプの「フローティングミノー」の方が一般的ではありますが、わたくしは、何もしなければ沈むタイプの「シンキングミノー」をまずは入手しました。
かつて、メダカを飼育していたときに、沈下タイプのエサが水面からすーっと沈み始めると、メダカたちが条件反射のように、沈むエサを猛追する姿が脳裏に焼き付いていたためです。
この「お魚はフォールに反応する」という観察結果が、常にアタマの片隅のはじっこの方にこびり付いて離れません。
また、「ラパラ」は古くからずっと使われ続けており、シーバスのような吸い込み系の捕食タイプに、違和感なく吸い込ませる「天然素材バルサ製」というのがまた、プラスチックにはない味があって気に入りました。
あとは釣れれば、文句なしです。
ゆるやかな風に乗せて、20メートルくらいふわりと飛ばします。
水中でどんな動きをするのかもよく分からないし、ミノーは「ただ巻きこそが正義」と誰かに教わった気がするので、ロッドアクションは控えめにして、リーリング中心でやってみます。
ルアーの正式名称「ラパラCD」のとおりに5秒ほどカウントダウンして、中層まで沈めたつもりになって、程よい引き抵抗を感じながら中層をまっすぐ引いてきます。
最初に投げ倒したワームに比べれば、ずいぶん大きなサイズ感であり、「こんな大きいルアー、食ってくるのかな?」とか「これを食ってくるなら、大物かしら?」などと妄想を膨らませながらキャストします。
わたくしなりに「表層」や「中層」などのレンジを変え、引いてくるスピードも速めたり、遅めたり、止めてみたり、いろんなパターンを試みます。
するとミノー投入から5投目。
「中層」を「速め」の「一定」のスピードで巻いてくると、ガブリと食いついてきました。
先日初釣果をあげたニューロッドのパワーは、相変わらず抜群であり、あっという間にカヤック脇まで寄せて、エラ洗いをされながらも、強引にタモ入れまで果たすことができました。
その後も、ラパラで誘いますが、残念ながら後は続きませんでした。
↓ 「余韻に浸っている暇があるなら、すぐ投げればいいのに」と思います…
その後は「静ヘッド+ワーム」に再度ルアーチェンジして投げますが、キャスト時に糸が絡まって、PEラインが切れてしまいました。
久々の夕刻フィッシングは、まだまだ明るい時刻に終了となりました。
↓ パワーあふれる「クロステージCRX-662M/S」(買って良かったです♪)
釣果データ
釣れた日 2022年5月1日 15:35
魚種 シーバス
サイズ 58.0cm
匹数 1匹
都道府県 石川県
エリア 金沢市近辺
ヒットルアー ラパラCD11 16g
ミノーでの初釣果には、うれしさとともに、少々驚きを隠しえませんでした。
お得意のワームでまったく反応がない、潮止まりの状況下において、初めて使ったに等しい「ミノー」では、ものの5投でしっかりと釣果をあげることができたのです。
↓ お得意の「静ヘッド+ワーム」が炸裂!?
シーバス釣りには「定番」ともいえるミノーを、これまであまり使用してこなかった理由のひとつに、「飛距離が出にくい」ということがあったと思います。
ショアからの場合は、ルアーを遠くに飛ばして、長い距離を引いてくることが重要かもしれません。
一方、カヤックの場合は、無理に遠くに飛ばさずとも、良いポイントに漕ぎ着けて、短い距離を丁寧に泳がせればいいんだと、今更ながら腑に落ちた次第であります。
これからも、奥が深そうな「シンキングミノー」にたくさんご登場いただいて、沈ませたり浮上させたりのテクニックもものにしながら、「ただ巻き」中心の丁寧な誘いで、釣果をあげていきたいと思っております♪
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