本日も4時30分の出航ですが、天気予報サイトWindyの情報では、波の高さ2フィート、うねり2フィートとなっており、実際の波を見てみても、明らかにいつもより高く激しく打ち寄せています。
波打ち際に打ち寄せる、波と波の合い間のわずかなタイミングを見計らって、すべりこむようにわがカヤックに乗り込みます。
タイミングを誤ると、浜に打ち上げられてひっくり返されてびしょ濡れになりかねません。
さすがに、昨年5月のカヤック初釣行から1年2ヶ月を経て、かれこれ「49回目」のカヤック釣行を数える「ベテラン船長」となった今や、そうそうびしょ濡れになぞは(たぶん)なりません。
ちなみに、意外とマメにとっているデータを振り返りみますれば、49釣行のうち33釣行でそれなりの「お持ち帰り」できる釣果をあげており、釣れた率は、驚異の「6割7分3厘」となっております。(釣れるまで帰らないとのウワサあり)
本日も、辛うじて「カマス1尾」が、釣れてくれたのでした♪
釣果データ
釣れた日 2022年7月16日 07:20 中潮
魚種 カマス
サイズ 45.0cm
匹数 1匹
都道府県 石川県
エリア 金沢市近辺
ヒットルアー ジグパラブレード 23g
カヤックになんとか乗り込み、すーっと岸から離れてしまえば、ひっくり返されるリスクはほぼなくなります。
落ち着いて海の状況を見てみると、やはりいつもより波は高いし、濁りもキツめでありました。
シーバスに関しては、本日のような波や濁りがある状況のほうが、警戒心が弱まり釣れやすいとのことらしいので、期待を膨らませてキャストします。
が、いつものごとくアタリすらありません…
潮の流れと風の影響を受け、キャストを3、4投するだけで、わがカヤックは沖の方へと流されていってしまうので、竿を竿立てに立てて、パドルを懸命に漕いで岸方向へと戻ることを繰り返します(ぐったり…)
また、高い波やうねりに慣れていないためか、ベテラン船長らしからぬ「船酔い」までしてしまいました…
↓ カヤック初期の「船酔い」の記憶がよみがえります
本日の釣行はほどほどにして「早めに切り上げよう」と決意しながら、潮目をバイブレーションでゆっくりと通してきたときに、ようやくヒット!
やっとこさの生命反応に一気に疲れも吹き飛び、船酔いもすんなり解消され、ぐいぐい寄せて釣り上げてみれば、カヤックでの初釣果となる細長いカマスさんでした。
珍しい釣果でもありサイズも45センチと大きかったので、カマスの定番料理である「塩焼き」ではなく、やはりお魚本来の味をもっともシンプルに味わうことのできる「お刺し身」にしてみました。
いつもどおり三枚におろし、ここから一工程加えます。
トーチバーナーで皮目を炙る「焼き霜造り」なるものを試してみたのですが、皮そのものの美味しさと、皮と身の間に詰まった脂の旨味を堪能することができ、非常にご満悦となるお料理となりました♪