【入れ喰い情報】に50歳にして惑わされる…釣れるときに「最善手」を

カヤックからストリンガーが伸びて、その先にシーバス3尾 カヤック挑航

昨晩の飲み会明けのため、本日は、やや遅めの8時に海へと向かいます。

いつもの日本海に到着すると、テトラポッド上には、2名の釣り師が見えます。

そのうちの一人は、わが同僚であります。

わたくしと同時期に釣りを始めたわけなのですが、腕前はわが同僚の方が「断然上」です。

わが同僚がテトラ上から、わたくしの愛車をみつけるや、こちらを見ながら電話をかけてきました。

シーバス入れ喰いやぞ。すでに8匹あげたぞ。」

「ルアーは?」

「ワーム」

こちらは、そそくさとカヤック釣りの準備に入り、テトラの先へと漕ぎ進めます。

「本日は、入れ喰い」とのことなので、普段あまりヒットしたことのないルアーで経験値を積む作戦に出ました。

ヒット実績皆無の「シンペン」などをしばし投じますが、そうそう甘くはなく、アタリはありません。

わが同僚は、わたくしの出航を見届けた後、悠々とテトラ釣行を終え、すでに帰宅の途に就いております。

こちらカヤック釣行班は、「全然釣れないんだけど…」とひとりボヤきながらも、「まぁ、ワームを投げれば、すぐに釣れるしな」と、この時分は、まだまだ余裕をぶっこいております。

余裕をこきすぎて、今度は「エギ」を投じ始めます。

昨今の釣果情報を見ると、大きなアオリイカやコウイカが釣れていたので、「美味なるイカさんを、シーバスを釣る前に釣っておくか」とシャクリあげます。

アオリイカもコウイカもまるで釣れる気配がないので、いよいよ本腰を入れてシーバスを釣り上げにかかります。

満を持して、本日のヒットルアーかつお得意の「静ヘッド+ワーム」をセットし、シュパッとキャストし、ただ巻きに巻いて来ます。

当たり前に「一投」で仕留めるつもりでいたのでしたが、当然のごとく不発。

「すぐに来るはずさ」との思いも虚しく、キャストを延々と繰り返すこととなり、一向にアタリもないまま、だんだんと不安な面持ちとなって、どんよりと怪しげな空気に包まれます。

「入れ喰いって言ってたはずなのに、おかしいな…」

3時間ほどカヤックに乗って、焦りも疲れもピークに達し、わが同僚に電話にて「ワームのお色は何色でしたでしょうか?」と教えを乞おうかと悩みながらキャストすると、なんとかようやくファーストフィッシュ!

待ちに待った生命反応に合わせをがっちり「これでもかっ」と言わんばかりに入れ、透き通った水中のシーバスを見やりながらやりとりし、お見事キャッチ

このときに心底思ったのは、変な余裕をかます前に、「釣れるタイミングに、最善の手を打って、最初の1匹を早めに釣って、心に余裕を生じさせておくべきだな」ということでした。

その後は「時合い」が来たのでしょうか、心に余裕が生まれたおかげでしょうか、立て続けにシーバスさんが釣れてくれました♪

連続で釣れ始めました♪

↓ 「時合い」について、あれこれ「考察」しています

釣果データ

釣れた日   2023年05月13日 10:50 小潮
魚種     シーバス
サイズ    46.0cm、42.0cm、40.0cm
匹数     3匹
都道府県   石川県
エリア    金沢市近辺
ヒットルアー 静ヘッド+緑ワーム

 

ちょうど今から2年前にカヤック釣りを始めるまでは、わが同僚とともにテトラポッドの上からショアジギングをしておりました。

カヤック釣りを始めてからは、おそらく1度もテトラに上がっておりません…

50歳を過ぎた中年男性の身にとって、大きなテトラ荷物をもって上がるのも、テトラ間を移動するのも、(認めたくはないのですが)大層難儀となってしまいました。

 

それに比べれば、「カヤック釣り」は大層快適です。

荷物は、すぐそこにあるカヤックに、ちょこっとセットするだけ。

竿やタモも、そもそもコンパクトです。

あとはカヤックに乗って、パドルを漕ぐだけでスイスイ移動できます。

本日の釣果こそ、わが同僚に(腕の差もあって)まったく敵いませんでしたが、カヤック釣行3年目におきましても、ますます快適なカヤック釣りを楽しんでまいりたいと思います♪

↓ 2年前に「カヤック釣り」を勝手に採点しています(今も変わらず高評価)


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