【新発見?】沖に向かって表層を泳いでいくシタビラメ(ブレ動画あり)

沖へ沖へと「表層」を泳いでいくシタビラメ(sole) カヤック挑航

本日は風も波もありません。

「マダイ3連発」を目論んで、沖の方で「カヤックタイジギ」に挑むこととします。

とはいえ、わざわざ沖を目指してパドルを漕いでいくのも一苦労なので、潮の流微かな風に乗って、沖の方に運ばれることを期待します。

沖テトラの少し先までカヤックを漕ぎ進め、ジグをキャストしているうちに、目論見どおりにわがカヤックは少しずつ沖の方へと流されていきます。

急速に流されてしまうような場合には、頻繁にパドルを漕いで岸までの距離を近づけておかないと不安になりますが、本日のように「ゆっくり、少しずつ」沖に流される分には、頻繁に戻る必要もなく、無駄な体力も使わないので理想的といえます。

しかも本日は、わたくしの「沖限界値」となる「岸からおよそ2キロ地点」に到達すると、潮がぴたりと止まり、ちょうど良い位置でとどまることとなりました。

潮止まりで波も風もない中、わがカヤックは誰もいない静かな海面に漂いながら、大海原でのんびりまったり心地よく安らかに過ごします。
(アタマの中では、気持ちよいときに出現する脳波「アルファ波」がうねりまくっております。)

気持ちよ~く漂っていると、静かな海面を何やら沖に向かって泳いでいく波紋が見えます。

「ん?!イカかぁ?」

訝しんでパドルを漕いで近づいてみると、ペラペラなカラダ全体を使って、沖へ沖へとこれまた気持ちよさそ~うに泳いでいるのは、25センチほどの「シタビラメ」さんでした。

カレイの仲間である「シタビラメ」は、底の方にずっと潜んでいるイメージしかなかったので、こんな表層を泳ぐなんて、たいそう意外な感じがいたしました。

「タモですくってムニエルにでもしようか…」と思いましたが、もしかして「世紀の大発見!」かもしれませんので、下手くそながら動画におさめてみました♪

 

↓ こちらのシタビラメ(縞牛の舌)は、思い切って食べてみました…

釣果データ

釣れた日   2023年06月18日 07:13 大潮
魚種     シーバス
サイズ    55.0cm、50.0cm
匹数     2匹
都道府県   石川県
エリア    金沢市近辺
ヒットルアー 青嵐ルアー(チャートバック22g)

 

 

シタビラメの表層泳ぎに誘われて、わがカヤックは「沖限界値」を突破してしまい、「さらに沖へ」と進んでしまっております。

ここまで来たのも「天の神様のお導きかも?」と、あまりにカヤックが心地よいものですから、すっかり脳内モルヒネ「ベータエンドルフィン」が垂れ流し状態となってしまい、アタマもカラダも麻痺してしまっているようです…

ここぞとばかりに「マダイ3連発目」を狙って、これでもかとジグを投げ倒します。

脳内モルヒネのお力をお借りして、30gジグをぶんぶんフルキャストしジグにアクションをガンガン加えひたすらゴリゴリ巻いてくる、をえんえんと繰り返すことができます。

いつの間にやら潮が動き始めたようで、わがカヤックはスタート地点からだんだんと離れていっており、この距離をパドルを漕いで戻るだけの体力は温存しておかなければなりません。

とはいえ、「戻る」よりも「釣る」ことが先決です。

「シタビラメのお導き」により、ルアーを「浜王ヒラメセット」へとチェンジし、ロッドアクションを加えない省エネ釣法「ただ巻き」へと切り替えます。

「浜王」をしなやかにキャストします。

着底後ゆっくりゆっくりエビらないように「ただ巻き」し続けて、一瞬リーリングを止めます。

「ストップ」を入れた瞬間、「ガツンッ」とヒット!

底の方を引いていたつもりだったので、「ヒラメまたはマゴチだろう」との想定でバトルを続け、静かな海面に姿を見せたのは、お久しぶりのシーバスさんでありました。

その後も、コアマンVJによく似た青嵐ルアー(5個入り2千円)を初登場させ、ゆっくりゆっくりただ巻きし続けていると、今度はストップを入れる前に「ガツンッ」と食ってきました。

シーバスは、障害物のあるテトラ周りなどで釣れるイメージでいましたが、こんな沖の方のなんの変化もなさそうなところで釣れてくれて、これまたたいそう新鮮な感じがいたしました。

沖でのきれいなシーバスに満足したわたくしは、潮の流れを受けてなかなか進んでいかない感があるなか、ゆっくりゆっくりとパドルを漕いで岸を目指します。

2尾のシーバスをストリンガーに繋げ、若干水の抵抗が増したわがカヤックは、少しずつ少しずつ陸地へと近づいていくのでありました。

カヤックで沖に出て、シーバスが釣れた
沖で釣れてくれたシーバス


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