【初マダイ58cm】カヤックでちょい沖に出てドラグ出て幸福物質出る

カヤックで2キロほど沖に出たら、初マダイ(red sea bream)58センチが釣れた カヤック挑航

本日は、5時にカヤック釣行を開始します。

テトラポッドの上には、釣り人の姿が2名ほど確認できます。

いつもより人が少ないな。小潮だからかな」と思いながら準備を終え、テトラの向こう側にカヤックを漕いで回してみると、岸側からは見えなかっただけで、いつもどおりズラリと釣り人が並んでいました。

わがカヤックが皆さんの釣りのジャマになっては申し訳ないので、また、「大物は沖にこそ潜んでいる」との浅はかな考えから、本日は少し沖の方に出てみることといたしました。

前回の「逆風下における懸命のパドリング」により、多少沖に出ても「なんとか戻れる自信」を身にまといましたので、波も風も穏やかな本日は、絶好の「遠出チャレンジ日和」であります。

狙いの魚種は、底物であるヒラメまたはマゴチです。

先日の「座布団ヒラメ」強烈な引きお味が、半ば「中毒」と化してしまっており、再度味わわんがため狙います。

沖の方へとグイグイ進んで、底付近をゆっくりルアーを通します。

冷静にわが身を顧みれば、「釣り中毒患者」であるわたくしが、「大物依存症」にどっぷり漬かってしまい、まだ見ぬ巨大魚を求めて大海原をただよい、危険を顧みることなく「沖へ沖へ」と突き進んでいるようです…

どこかで歯止めを利かせる必要がありそうです。

※なお、「沖」とは言っておりますが、岸からの距離は、わずか1キロあるかないかです。

 

↓ 初ザブトンを釣り上げて、脳内にドーパミンが大量放出 

釣果データ

釣れた日   2023年05月27日 05:55 小潮
魚種     マダイ
サイズ    58.0cm
匹数     1匹
都道府県   石川県
エリア    金沢市近辺
ヒットルアー マキジグスロー(ピンクイワシ30グラム)

 

 

本日の狙いは、ヒラメやマゴチといった「底物」であるので、「底付近」をしつこく狙います。

初ザブトンの(落ちパク)ヒットルアーであるジグパラブレードをゆっくり通してみますが、まったくアタリがありません。

「小潮」で潮があまり動いていないはずなのに、底の方では潮が複雑に動いているのか、腕のせいなのか、頻繁にルアーが「エビって」戻ってきます…

近頃の石川県内の「釣果情報」によれば、フクラギなどの「青物」も釣れているようです。

なので、底ばかり攻めるのではなく、中層あたりも狙ってみることにします。

ルアーを新品の「マキジグスロー」に替えて、キラキラブレードでアピールすることとしました。

マキジグスローを遠投して、着底させます。

新しいルアーのクセなどあまり把握できていませんが、「正しい動き」「エビらせることなく」引いてくることをまず第一に意識して、ワンピッチジャークで巻いてきます。

一定のリズムで15回ほどピッチを刻み続けて巻いてきて、ふとルアーを止めてフォールさせた瞬間に、「ガツーン」とした「明確なアタリ」が出ました♪

沖でお腹をすかせたお魚さんが、静かな海にキラキラ光る小魚らしき物体を見つけて追走し、なんだか気にはなるけど、食っていいものかどうなのか悩みながら付いてきて、ふと力なく急に沈んでいく小魚に「ガブリッ」とかぶりついてしまったのでしょう。

「ガブリッ」とかぶりついた痕

お相手はわかりませんが、しっかりと合わせを入れます。

なかなかの「重い引き」ではあり、定期的に奥底へと突っ込みを見せ、ドラグも定期的に「ジジジジィーっ」と出されます。

簡単にあがってくるような相手ではなさそうです。

「立派な青物かしら」と竿尻をしっかりと左胸にあてがい、強烈な突っ込みに耐えながら、のされることなくロッドをコントロールし、ドラグ機能を使って「長期戦」へと持ち込みます。

青物らしく「縦横無尽に走る」様子がないことに遅ればせながら気づき、なんとなく座布団ヒラメの引きもこんな感じだったような気が段々としてまいります。

「さらなる巨大ヒラメかぁ!?」と脳内を幸せホルモン「ドーパミン」で充満させ、誰もいない日本海のちょい沖で、ニヤけた表情をひた隠しに隠し、口を真一文字にした凛々しい顔つきでバトルを続けます。

いつになく凛々しい顔つきでバトル!

 

5分以上もの間、愛用ロッドと愛用リールとともに耐え忍びます。

ようやく水底から、ぼわーんと桜色の立派な魚体が現れました。

空気を吸わせるために、慎重にロッド操作とリーリングを続け、ようやく大きな顔水面の上まで出すことに成功すると、鋭い歯の並んだマダイの大きな口から「どばぁ」と大量の水が溢れ出し、その後たっぷり空気を吸い込んだようです。

大人しくなったマダイさんを、ゆっくりとわがタモへと寄せてきてキャッチしたときには、わたくしの脳内からも再度「どばぁ」と何やら溢れ出ました。

 

わが実家のシンク横の長さは、66センチです


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