【真夏の釣りターゲット】海水温が高くても、近場に潜む「照りゴチ」

カヤックから釣れた照りゴチ カヤック挑航

本日7月最終日も、朝一番で出航です。

夏真っ盛りではありますが、こころなしか朝の出航準備中、「暑い」ではなくて「涼しい」と感じてしまいました。

「暑い夏」が最も好きなわたくしは、例年お盆過ぎに朝の涼しさが感じられるようになると、「あぁ、今年の夏も終わりかぁ…」と少ししんみりとしてしまうのです。

本日涼しく感じたのは、朝のヒトトキだけでして、太陽が高くなるとともに、いつもの日差しが容赦なくわがカヤックに襲いかかります。

最も好きな季節のわりには、「チッ、あっぢぃな~」と文句をたれながらルアーを投げ続けますが、さっぱりアタリがありません…

連日連夜の猛暑で、海水温も高まってしまうと、どうやらお魚たちは「深場」にでも行ってしまっているようです。

こんな「夏真っ盛り」で、「釣りもの」が少なくなってしまう厳しい季節においても、われわれ釣り人の期待に応えてくれる救世主が、「照りゴチ」の異名をとる「マゴチ」さんです。

釣果データ

釣れた日   2021年07月31日 6:50 
魚種     マゴチ
サイズ    45.0cm
匹数     1匹
都道府県   石川県
エリア    金沢市近辺
ヒットルアー 浜王 アカハラヒラメゴールド 28g

厳しい暑さの中、せめて「一匹でもいいから釣れてくれないかな」と謙虚な気持ちが通じたのでしょうか。

岸から100mあたりで浜王をキャストし、底付近をゆっくりリフト&フォールしながら巻いてきたときに、ようやくアタリがありました。

強めにアワセを入れ、ゆっくり寄せてきます。

最初はあまり引く感じはありませんでしたが、寄せるにつれて抵抗も激しくなり、奥底へと激しい突っ込みを見せます。

ようやく姿を見せたのは、45cmのマゴチさんでした。

今回から、大きめのタモをもってきていたので、非常にスムーズに取り込むことができました。

ただ、こちらの大きなショアジギ用のタモは、ラバー製ネットではないせいか、浜王のフックが網にからまってしまい、外すのに少し時間を要してしまいます。

おかげで、その間にカヤックはかなり流されてしまい、マゴチのヒットしたポイントを見失ってしまいました。

マゴチさんは群れで居る習性があり、同じポイントに投じれば、2匹、3匹と連続で釣れることがあります。

せっかくの「真夏の釣りターゲット」マゴチさんがヒットしたのですから、同じポイントを攻め倒し、「あと4、5匹は釣り上げてやろう」と謙虚さのカケラもなく、強欲に目論んだのでしたが駄目でした…

↓ たまたま、「連続ヒット」で上手く行ったケースです。

【次回への自戒】
・真夏の釣りもの「マゴチ」がヒットしたのなら、そのヒットポイントを見失わないようにする。
・海上には目標物がなく、正確な位置を覚えておくことは困難です。
・よって、カヤックが流されないうちに、タモ入れ、針外し、ストリンガーかけまでの一連の作業を速やかに終えることが重要。

【前回の自戒(振り返り)】
・小さなタモしか持っていないということが、いよいよ取り込みというときに、心理的に追い詰められる気がいたします。
大きなタモをもっていきます。
→ ショアジギ用のタモを持っていきました。非常に余裕をもって取り込めました。(OK)


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