【スランプ脱出】3つの対策が功を奏した?カヤックエギング歴5年目

エギング後にイカ墨まみれのコンパクトカヤックとタモ カヤック挑航

(写真は、今シーズン初アオリによってイカ墨まみれとなったわがコンパクトカヤック)

カヤックエギングも、いつの間にやら「5年目」に突入しました。

北陸では例年、9月に入る頃からようやくアオリイカの新子が釣れ始めます。

5年目のベテランともなれば、ちょちょいのちょいで釣れるものかと思いきや、なかなかそうは行きません。

ベテランのわたくしは8月末頃から、「そろそろ釣れてもいい頃ですな」とルアーケースの中にエギを忍ばせて、ほくそ笑みながら密かにエギを投じてはしゃくり上げていました。

9月に入っても、しばらくほくそ笑んでいたわたくしですが、イカもお魚もさっぱり釣れず仕舞いであったため、そのうちだんだんと笑みは消え、顔がひきつってまいりました。。。

10月に入りさすがに「このままではまずい」と認識し、ようやくいくつかの対策を講じて、真顔でカヤックエギングに臨むことといたします。

【対策その①】リーダーをこれまでより細くします。

シーバス狙いで使用していた青シーガー4号をちょきんと切り落とし、赤シーガー2.5号へと付け替えました。

なお、赤シーガー1.5号にしようか迷いましたが、「イカもシーバスも」の強欲二刀流を捨てきれなかったため、今回はやや太めのリーダー選択となりました。

【対策その②】新しいエギを投入します。

アマゾンで安いときなどに、ポチポチ購入して結構たまっていた新品エギのうち、ダブって所有していた「エギ王K キャロットゴールド2.5号」をルアーケースに入れました。

これまでルアーボックス内に忍ばせていたエギは、3、4年前からずっと使用している年代物も含め、イカに齧られた跡があったり、イカ墨で色がくすんでいたりしております。

きっとフォール姿勢カンナの刺さりなどが悪くなっているに違いありません。。。

【対策その③】イカ締め用ピックと小さなクーラーボックスをカヤックに持ち運びます。

やはり「気持ち」が大事です。

しっかりとイカをお持ち帰りする意気込みを海の神様にお示しし、たくさん釣れたイメージをわが潜在意識に刷り込んでみました。

なお、イカ締め用のピックは、家で見つけた「精密ドライバー」です。

 

釣果データ

釣れた日   2025年10月04日 07:10 中潮
魚種     アオリイカ
サイズ    18.0cm
匹数     9匹
都道府県   石川県
エリア    金沢市近辺
ヒットルアー エギ王K キャロットゴールド 2.5号

 

今にも雨が降りそうな曇り空の海に到着したのは、夜明け時刻の5時50分を大幅に過ぎた6時半。

意気込んでいた割には、のんびりしていますが、まだ朝マズメと言えます。

沖テトラには既に何人ものエギンガーがエギングロッドを振って、シャクり倒しています。

いつもどおりカヤックの準備を整えて、小さなクーラーボックスも積み込んで、いざ出航!

先行エギンガーのお邪魔にならないようにと、誰も乗っていない沖テトラめがけてパドルを漕ぎ進めます。

新品のエギ王Kをスナップに取り付け、気合いを入れて投じます。

いつもより「フォール」を意識して、シャクり上げた後も、気持ち長めにカウントしながらエギを沈ませていきます。

すると、長めのフォールから再度シャクろうとしたところで、待望のしゃくり合わせヒット!

じっくりと成長を遂げたなかなか立派なアオリイカが、ぐいぐいと逆噴射しながら寄って来ます。

慎重にタモ入れし、タモに入れたまま10センチほどの細い精密ドライバーを眉間に何度か突き刺して締め、クーラーボックスに保存しました。

もたもたしながら、今シーズン1杯目をゲットし終えたころには、わが純白のコンパクトカヤックは、ねっとりとしたイカ墨まみれとなっていました。。。

その後も順調にしゃくり合わせが炸裂し、大小入り混じった9杯ものアオリイカをゲットすることができました♪

↓ カヤックエギングの利点を活かして15杯(8分に1杯のハイペース)

本日のささやかな「効果検証」をしてみます。

リーダーを細くした効果はあったと思われます。

二刀流を封印し、1.5号にまで細くしていたならば更に数を重ねて、きっと「つ抜け」していたに違いありません(笑)

また、最初から最後まで活躍したおニューの「エギ王K」は、鮮やかなオレンジ色からくすんだ茶色へと変貌を遂げておりました。

本日は、オレンジカラーが良かったのか、新品のフォール姿勢が良かったのかは分かりませんが、おニューが大活躍してくれた一日となりました。

小さなクーラーボックスも、当初のイメージ通りほぼ満パンとなり、大満足です。

イカ締め用に持参した精密ドライバーは、カヤック上での作業だったからなのか、はたまた先端が細すぎたせいなのか、なかなか上手に締めることができませんでした。

釣行を終え、イカ墨まみれのわがカヤックを海水で洗っている際に、カヤック内に置いてあった精密ドライバーも一緒に洗い流してしまいました。。。(ごめんなさい)

次回までに、一発で締めることのできるちゃんとした「イカ締め具」を準備して、じゃんじゃん締めていきたいと思います。

概ね3つの対策は功を奏したと考えておりますが、なんだかんだ朝早くの良い時間帯での釣行、つまりは「時合い」が一番重要な気がいたします♪

↓ 「時合い」に関し、独自のアプローチ


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