本日は、日の出時刻の4時30分に海辺に到着。
すぐさまカヤック出航の準備を整え、波も風もない中、沖へと向かいます。
すると沖目の方で、少し波立っているところがあります。
「ちょうど海底の地形が変わるところなのかな?」とチラチラ意識して見ていると、なんとなく波の位置が移動しているようにも思えます。
正体は、あまり派手ではない「ナブラ」でした。
そのうち、カヤックの周囲でも魚がはねたり、地味なナブラがぼつぼつ生じ始めました。
「よし、これはチャンスだ!」とばかりに、欲望のおもむくままナブラに接近を試みるも、すぐに遠ざかったり、すぐに消えたりで、なかなか近づいてルアーを通すことができません…
ボツりボツりと発生するナブラを目指し、あちらこちらとパドルを漕ぎ倒して向かうこととなり、かなり体力を消耗しました。
(また、なんとなく気持ちの方も「せわしない」釣りになってしまい、やや反省です。)
ようやく接近することができて、満を持してナブラの中を「高速ただ巻き」でジグを通してみると、ヒットしたのは、釣り人に夏を告げるお魚「コゾクラさん」でした。
甘辛く味付けした「コゾクラの煮付け」は、消耗しきった心身の疲れを吹き飛ばしてくれるほどの美味しさでありました♪
↓ 1年前も、「ボイル」について何やら語っておりました…
釣果データ
釣れた日 2022年7月3日 05:50 中潮
魚種 コゾクラ
サイズ 24.0cm
匹数 1匹
都道府県 石川県
エリア 金沢市近辺
ヒットルアー ジグパラショート20g
味もさることながら、引きは「さすがブリ(の幼魚)」といえるもので、縦横無尽に小気味よく走ってかなり楽しめます。
これからの夏場には、ターゲットの一魚種となりえます。
ただし、地味なナブラに振り回され、気力・体力を消耗させるのは、今日を限りとすることにいたしました。
今後は、ナブラを横目でチラチラ観察するにとどめ、心身ともにどっしりと構える修養の場とし、「まったり」とした釣りを楽しんでいこうと考えております♪
ただ、「派手な」ナブラにお目にかかることがもしあれば、そこはやや話が変わって、臨機応変な対応が迫られます。
わが欲望が縦横無尽に小気味よく暴走するにまかせ、惜しみなく体力を消耗して接近し、鬼の形相でジグを投げ倒すことになると思われます。
ナブラに急行できるというのは、「カヤック釣りの魅力」の一つであり、いわば「特権」でもあります♪
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