【ワイヤー切れ】シーバスかけた橙フロートがはるか沖に(R3.9)

ファイトを終えてぐったりのシーバス(美しい魚体) カヤック挑航

本日は「お魚の引き」を味わいたく、リーダー5号を巻いたリールを、愛用のバスロッド6.6フィートに取り付け、朝の6時にいざ出航。

先般「シーバス9連続バラシ記録」がようやくストップしたので、お次は「10連続キャッチ記録」の目標を高らかに宣言し、新たな船出をしたところです。

キラキラブレードの付いたマキジグスロー20gを、ゆっくりただ巻きで引いてくると、幸先よくシーバスがヒットします。

ガツンと喰ってきて、パワフルにドラグを出され、かと思えばジャンプして、また奥底へと引きずりこんでいきます。

このパワーあふれる引きがたまらなく楽しくて、カヤックを引っ張り回されながら、おおよそ体感5分のファイトを繰り広げます。

ようやく相手のスタミナが切れ、ボワーンと浮いてきたところを、大きなタモですくいあげました♪

ストリンガーに繋いで、「よし、これで2連続キャッチだ」と喜び、さらなる更新を狙ってキャストしますが、そう簡単には続きません。

沖に出たり岸に寄ったりと、ポイントを変えるもアタリはなく、ふとカヤック後部につないである(はずの)シーバスを振り返ってみると、なんだか異変が生じていることに気づきました。

いつもはプカプカ浮かんでいる「オレンジのフロート」が見当たりません。

ワイヤーをひっぱりあげてみると、先がスパッと切れており、当然シーバスもいなくなっています…

一瞬「サゴシカッターの仕業か!?」と頭をよぎりました。

が、間違いなく「わたくしの仕業」であり、釣行後の水洗いなどのお手入れを怠っていたため、早い段階からワイヤー部分にサビを生じさせてしまっており、今回そこから切れたものです。

ショックのあまり目がウツロとなりながらも、僅かな可能性をかけてオレンジのフロートがどこかにないか、あたりを見回してみました。

すると…

カヤックから沖のほう100mほど先に、見慣れたオレンジ色が小さく、波間に見えたり見えなくなったりしています。

オレンジ位置から目を離すことなく、パドルを漕いで急行しますが、なぜかあっさり見失ってしまいました。

再度周囲を入念に見渡し、今度は逆に、岸の方で漂っているのを確認したときには、

「ははーん。まだシーバスがついていて、あっちに泳いで逃げたのだな。いけるぞ

とパドルをフル回転させて引き返し、いよいよオレンジ色に迫り、フロートをキャッチします。

ただ、残念ながら手応えはまったくなく、単なるオレンジフロートを回収しただけでありました。

シーバスさんには、大変申し訳無いことをしてしまいました。
本当にごめんなさい。

釣果データ

釣れた日   2021年09月29日 06:32
魚種     シーバス、サゴシ
サイズ    60.0cm、40.0cm
匹数     2匹
都道府県   石川県
エリア    金沢市近辺
ヒットルアー マキジグスロー20g ゼブラグロー

かなりのショックを引きずりながら、引き続きルアーで狙います。

日も高くなり、アタリもサッパリでしたが、今度はジグパラスローゼブラピンク30gをリフト&フォールしながらゆっくり巻いてくると、久しぶりのヒット。

小さめのシーバスのような気もしたので、エラ洗いには細心の注意を払いながらファイトします。

右に左に走りはしますが、シーバスのような重み、荒々しさは感じません。

なんだか懐かしい感触で釣れたのは、昨秋によく釣れた40cm規格のサゴシさんでありました。

ストリンガーの切れたワイヤーの先っぽと、回収したオレンジフロートとを結びつけ、サゴシさんをかけて帰還することとしました。

ワイヤー先を固結びして使用

本日は一応、お魚(シーバス、サゴシ)の引きを味わうことができましたし、旬の味覚(サゴシのみ)も味わうことができました。

今後は、ストリンガーを新たに購入することとなりそうですが、使用前に錆止めを十分に施し、使用後の水洗いも怠けることなく徹底し、このような失態を起こさないよう注意してまいりたいと思います。

 

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