ここ2年のカヤック釣りで、お魚さんが釣れた際には、「クーラーボックス」に入れるのではなく、「ストリンガー」にかけてきました。
理由は、カヤック上は狭くてスペースが限られるので、クーラーボックスの置き場所に困る一方、ストリンガーを放つ先の海は、広大かつ無限のスペースがあるからです。
カヤック釣りの当初から使用してきたストリンガーは、サビも生じており、もともとあった5本のフックも今や残り3本となってしまい、もともとあったフロートもすでになくなっております。
このような状況に陥っておりますので、新たにストリンガーを購入することにいたしました♪
今回購入したストリンガーは、結局は2年前に購入したストリンガーと同じものであり、千円ちょっとのたいそうお安いお買いものであります。
購入にあたり、これまでコツコツと積み上げてきたカヤック釣りの経験や、まったく積み上がらないお財布の中身なども踏まえ、あれやこれやとネット内を探索し検討を重ねた「わずか千円にかける涙ぐましい検討過程」を、以下にご紹介させていただきます。
ヒモの素材は?
ヒモの素材については、「ナイロン製」のものと「ワイヤー製」のものとがあります。
ワイヤー製であれば、岩などに擦れても傷みにくく、耐久性が高いということが利点となります。
ただ、わたくしのカヤック釣行では、擦れるような場所にはあまり行かないので、「耐久性」に関してはさほど重視しておりませんでした。
ヒモの「耐久性」よりも、「吸水性」や「吸着性」といったところが最も気にかかった点となります。
ナイロン製の場合には、水を吸って重くなったり、お魚の匂いや血などが染み込んだりして、お手入れにも手間がかかりますので、より手間のかからない「ワイヤー製」を選択した次第です。
↓ 丈夫とされる「ワイヤー」が切れてしまいました…
ヒモの長さは?
ヒモの長さについては、5メートルと10メートルのタイプがあります。
カヤックと水面との間の距離は、ほんの数十センチしかありません。
なので、わたくしがお魚をストリンガーにかける場合には、必要最低限の「1メートルほど」しか伸ばさず、残りは束ねておきますので、「1メートルのタイプ」があればベストと言えます。
かつては、ヒモを長く伸ばしていることもありました。
釣ったお魚を気持ちよく泳がせてあげる方が、お魚さんにもストレスがかからず、おいしくいただけるわけなのですから、本来は「長くする」のが正しい使い方だと思います。
ただ、カヤック釣行時には、お魚にカヤックの周りを自由に泳がれると、次にお魚がヒットした際にラインとストリンガーが「絡まるリスク」が高まってしまいます。
よってわたくしの場合は、お魚さんには不自由をおかけすることにはなるのですが、カヤック後ろから「1メートルほど」だけの短さでヒモを伸ばし、なんとか辛うじて泳いでもらっています。
↓ 実際に、絡まったこともありました…
フックの数は?
フックの数については、「5本セット」と「10本セット」のタイプから選択できます。
わたくしの場合には、一日に5本超の釣果があがることは、まず考えられないことから、「5本セット」で即決です。
なお、もしも今後、神がかり的に腕があがって、5本超の釣果をコンスタントにあげられるようにでもなれば、「古いストリンガーのフック3本を追加」すればよいと、密かに考えてもおりました。
フックのサイズは?
いろいろと商品を見比べていると、フックのサイズは、小さなものは80mmほど、大きなもので140mmくらいの範囲で販売されています。
そんな中、最初に購入しずっと使い続けてきたストリンガーは、驚きの「175mmサイズ」でした。
今回、最終的に前回と同じものを購入することになったわけなのですが、購入の「最大の決め手」は、なんといっても、このフックサイズの大きさ「175mm」でありました。
「使い慣れたサイズ」という安心感もあり、さらなる大物が釣れたときのために「フックサイズは落とせない」ということもあって、並み居る14センチクラスのストリンガーを蹴落として、前回と同じ大型ストリンガーを選ぶことになったのでした。
おまけ(実はサイズが小さかった…)
いよいよ新しいストリンガーが到着し、手にしてみると、なんとなく「違和感」がありました。
気のせいなのかもしれませんが、フックのサイズがなんとなく「小さくなった」気がするのです。
試しにメジャーをあてて長さを測ってみると、175mmあるはずなのに、なんと約130mmしかありません!
「こんな小さなフックで、もし大物が釣れたら、もたついてしまうだろっ」と、記載内容との違いに対する怒りよりも先に、わが身の不器用さに対する不安を募らせるのでありました…
返品しようかしまいか悩みながら、古いストリンガーを引っ張り出してきて、念のため大きさを比較してみることにします。
すると、なんと古いものも約130mmしかありません!
「2回も小さなフックが送られてきたのかっ」との怒りが、ふつふつと湧き起こります。
一方で、2年もの間ずっと使い続けてきたくせに、ろくにサイズも把握しておらず、かつ「175mmが購入の決め手!」なぞと声高らかに宣言して「ポチリ」とするなど、穴があったら確実に飛び込んでおります…
まぁ、何はともあれ、使い慣れたサイズ感の約130mmが手に入ったわけでもありますし、結果オーライといたしましょう。
※ネットショップには、記載サイズと届いた品のサイズが異なる点についてご報告申し上げました。
あらためて先程の画像をよ~く見返してみますと、やはりと言いますかさすがというべきでしょうか、わたくしの直感に寸分の狂いはなく、わずかにサイズダウンしているようです。
フックの「長さ」は、3ミリは短くなっていますし、なんといっても明らかに「幅」が狭くなっております。
新旧フックそれぞれにメジャーをあてて幅を測ってみますと、前回購入のものが約45mmであったのに対し、今回購入したものが約40mmと、大幅に幅が狭くなっておりました。
(ずっと175mmの大型ストリンガーだと思い込んでいたことはさておきまして、)わずか数ミリ単位の差異さえも瞬時に見抜くほどの研ぎ澄まされた直感の持ち主であることが無事証明され、メデタシメデタシでありました。
いずれにしましても、今シーズンはこちらの一回りコンパクトになったストリンガーに、大きなお魚をたくさん引っ提げて、楽しくカヤックを乗り回したいと思っております♪
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