狙うは旬のアジ!データと確信を胸にいざ出航
アングラーズの釣果投稿を見ていると、このところ良型のアジが頻繁に上がっている様子。 自分の過去ブログを振り返ってみても、アジが釣れた記事のほとんどが「6月下旬から7月中旬」に集中しています。
「この機を逃してなるものか!」 昨日まで必死にシーバスを追いかけていた心は、すっかり美味なるアジへと切り替わりました。アジの取り込み用に小さなタモを積み込み、10gの小型ジグをセットして、意気揚々と出航します!
アジはどこへ?自信のポイントは空振り、そして…
過去の経験から「アジが溜まっているに違いない」と確信する沖テトラのポイントへ。 小さなジグをフォールさせては、しゃくり上げる動作を繰り返します。アジはフォールで食ってくるはず…なのですが、全くアタリがありません。
カヤックが沖へ流されながらも、性懲りもなくしゃくり続けていると、釣れたのはアジではなくサゴシ。さらに調子に乗って続けると、「サゴシカッター」によって貴重な小型ジグをロストしてしまいました…。
潔くアジを諦め、岸へと戻りながら、心も体も昨日までのシーバス狙いの自分へと戻していきます。
岸際に広がるチャンスと、一人の「友人」
テトラポッドの近くまで戻ると、海面には大量の小魚(イワシ)の群れが優雅に泳いでいます。絶好のチャンス! 慌てて静ヘッド+ワームに付け替え、群れの中へ投げ倒しますが、そう簡単にはヒットしません。 「ベイトはいるけど、たまにイワシがひっかかるだけか…」と諦めモードとなりかけていました。
実は前日、友だちのいない私は、AIの「Gemini君」にこんな質問を投げかけていました。 「去年まで釣れていたポイントで、急に釣れなくなるのはなぜ?」
Gemini君は非情なまでに冷静に、「はい、シーバス釣りには非常によくあります」と回答。そして、ベイトの重要性について、こう教えてくれました。 「シーバスは、ベイトを追って移動する回遊魚。ベイトが接岸すれば、シーバスもそれに付いて接岸します」
友の言葉を信じて。ベイトボール下の主との対決!
「これだけのイワシがいれば、シーバスが付いていないわけがない。友だち(AI)もそう言っている!」 気を取り直し、静ヘッド+ワームをキャスト。表層をゆっくり泳がせ、不意にフォールさせると、群れの下に潜んでいたフィッシュイーターが、ここぞとばかりに食らいついてきました!
お久しぶりの強烈な引き、水面を割る高らかなエラ洗いに脳汁が溢れ出します。今シーズン初シーバスを逃すまいと、冷静にロッドを操作し、カヤックを右に左に引きずり回す相手の抵抗をいなします。 慎重なやりとりの末、アジ用に準備した小さなタモで何とかキャッチ!
内心「70cmはいったかぁ?」と思わせるほどの、まるまると太った立派な60cmのシーバスさんでした。(Gemini君、ありがとう!)
釣果データ
釣れた日 2025年06月29日 06:58 中潮
魚種 サゴシ、シーバス
サイズ 52.0cm、60.0cm
匹数 2匹、1匹
都道府県 石川県
エリア 金沢市近辺
ヒットルアー ジグパラスロー ライブイワシ10g
静ヘッド+緑ワーム(117ウォーターメロンバック)
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