【カヤックヒラメ釣法】11月ハイシーズンに金色ブレードをゆっくりと

カヤックヒラメ釣行でヒラメとサゴシが釣れた カヤック挑航

釣り人が釣果を投稿するサイト「ANGLERS」をほぼ毎日欠かさず見ています。

「石川県の釣行記」をチェックすることで、今の時期にどんな魚がよく釣れているのか、自分でも釣れる可能性のある魚種の傾向を把握することができます。

ここのところ、「アオリイカ」の投稿はめっきり減り、一方で「ヒラメ」の出現率が大幅にアップしていました。

「あぁ…お久しぶりにおヒラメのお刺身でも食べたいなぁ…」と投稿をうらやましがったり、よだれを垂らしかけたり、ネットで釣り方を調べたり、釣り上げるイメージを沸かせたりしておりました。

自分のブログでも、魚種別「ヒラメタグ」をクリックして、過去の記事を読み返してみます。

すると意外にも、過去に5投稿しており(つまり5枚も釣り上げており)、投稿した年月日を確認すると、7月に1投稿、5月と11月に2投稿ずつアップしております。

どうやらこの11月は、ヒラメのハイシーズンのようですので、そそくさといつものサーフへと向かい、「カヤックヒラメ釣り」を開始することといたします♪

 

釣果データ

釣れた日   2024年11月16日 12:35 大潮
魚種     サゴシ、ヒラメ
サイズ    50.0cm、44.0cm
匹数     1匹、1匹
都道府県   石川県
エリア    金沢市近辺
ヒットルアー マギジグスロー20gグリーンゴールドアジ

 

朝方は波がやや高い予報でしたので、9時過ぎからのスタートです。

いつもどおりに、静ヘッド+ワームをキャストし、底をとって引っ張ってきます。

本日は、「底物」であるヒラメさんを念頭に置いているので、ワームを通す層のイメージは、「表層」でも「中層」でもなく、最下層の「底層」です。

ネット情報によりますれば、ヒラメが居るポイントは「変化のあるところ」とのことでしたので、いつもどおり「沖テトラ」の周辺でカヤックを漂わせ、ビシバシキャストし倒します。

しばらく頑張りますが、ウンともスンともアタリがないので、ヒラメさんにこだわるのはいつの間にやら早々にあきらめており、狙いを「何かしらのお魚さん」へと切り替えてしまっています。

中層や表層などあらゆる層へルアーを通し、引っ張ってくるスピードも速めたり遅めたり、ルアーアクションもあれやこれやと試みます。

されど、さっぱりアタリがありません…

あっという間にお昼も過ぎて、お腹も空いて、そろそろ引き上げ時でもありましたが、往生際の悪いわたくしは、岸に戻るどころか、沖の方へとパドルを漕ぎ始めます。

沖に出ようが何をしようが、一向にアタリません…

「ANGLERS」では、マダイの投稿も見られました。

「そういえば、沖の方でマダイが釣れたこともあったよなぁ…」と自らの過去の栄光に浸りながら、ルアーケースからマダイがよく釣れるとされている「緑金ルアー」を取り出します。

↓ 過去の栄光

 

沖にいるわがカヤックから、さらに沖の方へと緑金ルアーをフルキャストします。

やわらかなリフトアンドフォールで中層を巻いてくると、ようやくガツンとヒット!

ようやく50センチのサゴシさんが釣れてくれました♪

サゴシの鋭い歯からヒットルアーを取り外し、リーダーにキズが付いていないことを確認し、澄んだ海面で手やタモを洗ったり、ヒットルアーをゆっくり泳がせたりしながら、ホッと一息つきます。

普段あまり使わないルアーに付いている金色の「ブレード」が、澄んだ海面でヒラヒラ、キラキラと小刻みに動く様子に見入ってしまいました。

「こんなにゆっくりしたルアースピードでも、しっかりアピールするんだなぁ」と妙に感心して見ていると、何となく底層をゆっくり引いてみたくなり、その底層を這うキラキラ映像が鮮明に浮かび上がりました。

空腹を忘れ、ヒラメを思い出し、すっかり元気を取り戻したわたくしは、沖の方のあまり地形の変化がなさそうな大海原の砂地にて、四方八方へと緑金ルアー(ブレード付き)を投げ倒し、這わせ倒します。

金ピカブレードが効いた?!ハゲハゲの緑金ルアー

底の方をゆっく~りとブレードをキラキラさせながら、ルアーを泳がせていると、ガツンとヒット!

「底の方を確実に泳がせていたのですから、ヒラメかマゴチ確定だろっ!」と勝手に結論付けたわりには、案外すんなりあがってきた平べったいヒラメさんのお姿を見て、「嘘だろっ?!」と驚きおののきます。

お見事、「ヒラメを釣る」という当初の目的を思い出して達成することができました♪

その後も、本日の「底層ゆっくりキラキラブレードヒラメ釣法」が、決してたまたまではなく、かなり確実で有力な「カヤックヒラメ釣法」であることを裏付けんがため、「もう一枚追加」を欲張って狙いながら、わがカヤックを少しずつ岸へと寄せて行きます。

沖テトラの近くまで戻ってきて、変化がありそうなポイントでゆっくり巻いてきたときに「ガツン」とアタリがありました。

ですが、残念ながら乗せきることはできませんで、「ヒラメ」さんだったかどうかも定かではなく、わが「カヤックヒラメ釣法」が確立されるのは、次回以降へと持ち越しとなりました。

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