昨日、今シーズン初めて、おそらく半年ぶりくらいに「FGノット」を組みました。
わがカヤック釣りにおいては、広大な日本海の障害物が何にもない砂地にキャストすることがほとんどで、ほとんどリーダーが傷むことがありません。
今回リーダーを組み直したのも、「リーダーが短くなってきたから」というのが、主な理由です。
「釣行前にスナップを結び、釣行後にスナップを切り取る」を毎回繰り返すため、リーダーがだんだん短くなってしまいます。
約半年ぶりのリーダー交換でしたが、なんとなく「堀田式」を体が覚えてくれていたおかげで、すんなりと組み終えることができました。
ですが、なんとなく「違和感」が残りました。
本日朝起きて、ようやく「違和感」の正体に気づきました。
いつもなら、
①リーダーに10回PEラインを編み込んで、
②リーダーとPEラインにハーフヒッチを8回結び、
③余ったリーダーを切ってライターであぶって瘤を作り、
④PEラインのみにハーフヒッチを8回結んでいました。
しかし、今回はきれいに②を飛ばしてしまっておりました…
早朝5時前、「リーダーを結び直そうか」と悩んだ挙げ句、持ち前の「根拠のない自信」とリーダーがもったいないという「セコさ」を発揮し、いつものサーフへと向かったのでした。
釣果データ
釣れた日 2024年06月15日 07:10 小潮
魚種 カマス、クロダイ、フクラギ
サイズ 40.0cm、38.0cm、44.0cm
匹数 3匹
都道府県 石川県
エリア 金沢市近辺
ヒットルアー 青嵐ルアー チャートバック22g
若干のモヤモヤ感を胸の内奥に潜めながら、スイスイとカヤックにて出航し、まずは静ヘッド+緑ワームをキャストします。
幸先よく、何かがヒット!しますが、さほど強い引きではありません。
「さすがに大丈夫だろう」と高をくくりながらも、やはり②をまるまるふっ飛ばしたFGノットは不安であり、慎重にやりとりします。
すんなり上がってきたのは、40センチのカマスさんでした。
その後しばらくアタリはなく、沖の方へとどんどん流されていきます。
昨年のこの時期に、沖の方で「マダイ」を2釣行連続で釣り上げていたことを、過去ブログで確認したところでしたので、本日は「沖でタイを釣る」を密かに目論んでいたのでした。
↓ 1年前の「奇跡」の引きが思い起こされます。
沖の方にて、マダイ狙いにオススメの「緑金」ジグを投げ倒します。
ですが、思い通りにマダイなんかそう簡単には釣れてくれません…
どんよりした沖の海底をのぞき見ながら、なんとなく青嵐ルアーのチャートバックをキャストしてみます。
ふわりふわりと底の方を漂わせていると、久しぶりにヒット!
なかなかの引きであり、中途半端FGノットであることも思い出して、ドラグを緩めながらやりとりします。
すると強烈な引きの合間にときおり、「トントン」、「トントントン」と「叩く」引きが見られます。
慎重にあげてくると、鯛は鯛でも「クロダイさん」が釣れてくれました♪
「こんな障害物も何もない沖の方にもいるんだなぁ」と新たな知見を得て、「意外とFGノット、イケるなぁ」との自信も得て、何気なく青嵐ルアーをキャストします。
すると、今度は「落ちパク」で連チャンヒットします。
「マゴチかな」と想定し、やりとりを開始しますが、なかなかの引きを見せます。
再度ドラグを緩めながら慎重にやり取りします。
ようやくあがってきた姿を見てみると、尾びれが黄色いブリの幼魚でした。
この青物さんは、わがカヤックを確認した途端、縦横無尽に走り始めます。
幼魚とは言え、さすが青物の引きは強烈で、ロッドの先が海面に突き刺さりっぱなし、ドラグがジージー鳴りっぱなしとなります。
スレがかりのフクラギ44センチとの体感7分のバトルに、なんとかわがFGノットも耐えしのぎ、無事釣り上げることができました♪
ドラグを緩めてのやりとりも、サマになってきましたし、今までのFGノットは、もしかして過剰に組み過ぎていたのかもしれません…
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