【アオリイカに諸説あり】まことしやかなウワサとは?(R3.9月)

雨の能登島で、パタパタでアオリイカが釣れた ショアの釣果

本日は、雨模様の能登島でなんとか貴重な一杯を釣ることができました♪

本格的な土砂降りになる前に、サイズはもう一つでしたが、幸先よくヒット

「今日は、数が狙えるかな」というところで雨脚が強まり、全身ずぶ濡れになりながらしゃくり続けますが、その後はサッパリでした。

エギングでよく言われることなのですが、雨が降ると「釣れない」のだそうです。
理由としては、「海水の塩分濃度が下がるため」とのことらしいのです。

なるほど、真水が流れ込む河口域、汽水域では、あまり釣れないイメージがあります。
塩分濃度の「濃い薄い」が釣れる釣れないに大きく影響するのは確かなのでしょう。

ただ、雨が降ったからといって、塩分濃度がどこまで薄くなるのか、少々疑問に思いますとともに、薄くなったとして、イカにどのような変化が生じるのかもよくわかりません。

どこか塩分の濃い、深場にでも移動してしまうということなのでしょうか。
はたまた、食い気がなくなってしまうということなのでしょうか。

いずれにせよ、本日は、「雨が本格化する前に釣れ、土砂降りになってからは釣れなかった」という事実は残りました。

雨に濡れて、釣り人であるわたくしの体も冷えて、気持ちも萎えてしまったことが、釣れなくなった一番の要因のような気もいたします…
(もっと精神力を鍛錬しなければなりませんし、カッパも準備いたします…)

 

釣果データ

釣れた日   2021年09月18日 06:18
魚種     アオリイカ
サイズ    12.0cm
匹数     1匹
都道府県   石川県
エリア    七尾北湾
ヒットルアー パタパタ ケイオレンジダークグリーン 2.5号

 

 

アオリイカに関する「まことしやかなウワサ」は、他にもいくつか聞いたことがあります。

最大のウワサは、エギングがこれほどまでに人気となり普及したことにより、「イカが進化を遂げ、いずれエギに反応しなくなる」というものです。

エギに騙され釣られてしまうようなイカの淘汰が進み、エギに騙されない遺伝子が受け継がれて残っていく。

一年で生涯を終えるアオリイカは、その進化のサイクルが早く、近い将来エギに全く反応しない「スーパーアオリ」のみが残り、エギンガーは全く釣れなくなるというものです。

理論上は「なるほど」です。

ただ「ダマしダマされ」は、残念ながらどこの世界にも存在し、「騙される」ことがこの世の中からなくなっていない現実を見ると、「釣れなくなる」なんてことはさすがにないと思っております。

ルアー釣りは、「いかに騙すか」が腕の見せどころです。
釣りの世界限定で、もっと騙しのテクニックを磨いてまいりたいと、改めて意を決するのでありました。

 

最後のウワサです。

アオリイカ釣行に車で向かう際には、必ずといっていいほど「アオリ運転」にでくわすらしい。
(ほんまかいな)

完全なダジャレの類いですが、あながち洒落では済まされないとも言えます。

エギンガーたちは、より良いポイントをゲットするために必死であり、得てしてそのポイントに至る道は狭かったりするものなので、「アオりアオられ」のケースは十分起こる得るということなのでしょう。

本日も雨降る「のと里山海道」で、はやる気持ちを抑えるのが大変でありましたし、わが初代エクストレイルを軽々と追い越して行く車をみれば、「きっとエギンガーに違いない!」とか、「もう釣り座がないのでは?」と妄想にかられるのでした。

心配せずとも、この雨のなか能登島に入った車の台数カウンターは「9番目」。
わたしが入ったポイントには誰もいませんでした。

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